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restaurant Ryu その1(至高のフルコース) 多気郡明和町

「御馳走」この三文字がオーナーシェフのテーマ・・・。

そんな、究極のレストランに行ってきました^^
明和町の地産地消もコンセプトとし、贅沢な素材との融合。

正直「素晴らしい」という感想でした。

その1としていますが余にも画像が多いので二部構成にしました。

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県道37号線(旧23号線)沿いにたたずむ白を基調とした建物です。
お店の前には駐車場が4台。それ以外は近くのマックスバリューと
契約しているようで、そちらにとの事。

ランチの部は11時30分スタートと12時30分スタートのみ
スタート時間が決まっているのは、同時進行で調理するため。
鉄板焼きのお店なんかで、複数のお客さんがコースを頂く感じに良く似ています。

大人気店で予約が中々取れないお店です。
楽食人も一週間前から予約しました。スタートは11時30分をチョイス。
素材を厳選して仕入れるとの事で、
あらかじめコース内容は決めておかなければいけません。
楽食人は「松阪牛、鮑、伊勢海老のフルコース」を予約。

予約の際も「遅れないように」との注意を促されます。
他の、お客様に迷惑がかかるからですね~。。

席に通されてナフキン代わりにキレイな「御糸織り」の布がおかれていました。

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ドリンクメニューです。青字はノンアルコールだそうです。

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地産地消の説明が掲示されています。

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オープンキッチンで、料理のパフォーマンスを見れるようになっています。

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お約束です。

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テーブルに置かれていた、小さな丸いタブレットのようなもの。
「何だコレ」と思っていたのですが、
オシボリだったのです^^ハーブティーを注ぐと「ぷわ~ん」と大きくなりました。

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まずは、スープから。
着席されているすべてのお客様にスープが配膳され
それから、シェフ自ら料理の説明をしてくれます。

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ウエルカムスープ

明和町産の空芯菜とタマネギのカプチーノスープ
お抹茶のような仕立てでスプーンを使わず頂きます。
とてもクリーミィーで空芯菜の青臭さがとても良い。

器はすべて伊賀焼きを使用。直接作家さんから仕入れているという懲りよう。


ここから、ものすごいことになります。。

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オードブルなんですが、15品30品目以上の素材を使ってあるとの事。
「説明に5分以上かかってしまいますが我慢してお聞きください」との事。

グラスはキャベツのサラダに赤紫蘇のドレッシングを泡立てたもの。
グラスの中でかき混ぜていただきます。

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お皿は6時の位置から時計回りに
スペイン産の切り立て生ハム、
スプーンに入っているのがフランス産最高級のフォアグラのテリーヌ
丸いのが、奥伊勢七保鳥の胸肉を使いフランス産のマスタードを使った一品。
黄色いのが冬瓜をウコンでマリネ仕立てにしたもの。
塩味を出すためスペイン産のキャビアを使用。
三角形のものは万願寺唐辛子を使ったスパニッシュオムレツ。
大理石模様のテリーヌは松阪産「極豚」をフロマージュ仕立てにしたもの。
コラーゲンたっぷりでキュウリをビネガーでマリネしたソースと食用ベゴニア添え。
かぼちゃたち。
波線は甘龍かぼちゃ。滑らかさと甘さが特徴でペースト状に仕上げ。
ソーメンかぼちゃやら聞いたこともないようなかぼちゃ達。
こげたようなのは九重栗かぼちゃ。
栗の様な食感でふわふわ感を出すためあえて焦がしているそうです。
ズッキーニのソテー。ズッキーニもかぼちゃの分類なんて知ってました??
黒い土のようなものは、見たとおり「食べられる土」
聞き取りにくくてあいまいですが「ひじき」と何かを使っているそうです。

お皿は、オーナーシェフ自身が石をたたいて作った「大地のお皿」
お皿の上に、大理石や川などを料理で表現し
グラスは山をイメージしたもの。セットで風景として楽しんでくださいとの事。

それぞれ、手抜きなしに木目細かく作られており関心しました。

そして

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キングです。。
志摩産のアワビを海水の中で55度までゆっくりと温度を上げて泳がすことで
やわらかさと風味を閉じ込めた特別な調理法。
アワビの肝を裏ごししてバターに空気を入れながらふわっと仕上げたソース

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これ・・・。。もう、表現方法がありません><
「美味い!」なんて軽い言葉で表現したくありません。。
ほおばった瞬間に嫁さんと二人が「・・・・・・・」
そ~です。言葉を失うとはこのことです。
食感も、柔らかくそして適度な噛み応えというか弾力がすごい^^
ソースもたまりません。「家でやってみようか」と嫁さんが言いましたが
即、「前言撤回!美味しいものは外で食べよう!」・・・あれ??
「美味しいもの食べさせてくれないと、美味しいものは作れない!」んじゃなかったの??
・・・orz

目論見が外れていますが、そんなこともうどうでも良い!

とにかく、おいし~~~~いっ!  です!

続いて、シェフ自慢のリゾットです。

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プルロット(たもぎダケ)を使ったリゾット
上にかかっているソースもこのキノコを使った魔法のソース
リゾットに使っているブイヨンはシェフが自ら「命のブイヨン」と命名するくらい
超こだわりのものらしく、説明すると非常に難しいので図解にしたとの事。

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シェフの「命のブイヨン」これも半端無い風味と濃厚な香りに包まれて
とても美味しい!色々な食材から出た最高のスープ。。
また、たもぎダケってこんなに美味しいんだと知らされました。

出てくる料理のすべてに妥協を許さず、
最高のパフォーマンスをもって提供するという
かなり「やばい」お店です!


続きは「その2」で紹介します。
次は、伊勢海老、松阪牛、デザートへと進みます~~^^


restaurant Ryu 多気郡明和町

by phoenix_shin | 2012-08-12 19:49 | フレンチ | Comments(0)