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88回目の参拝

男の40代は色んなことが起こります。
当然、「厄」のこともありますが新しく、何かに取り組む「きっかけ」を探す事もあります。
40歳に成りたての頃、人生の最終ターンに「何か毎月続けられることはないか?」
こんな想いを抱えつつ、中々出来なかった禁煙もきっぱりと実施!
以降一本も吸わないという、厳格なルールをきっちり守っています。

伊勢神宮の参拝は商売柄必要なこともあって
「思いつきで参拝」のような感じで参拝はしていました。
思い返すと10年以上は足を運んでいることになります。

そう言う事が頭を過ぎり、閃いたのが「朔参り」
朔参りは流石に厳しいですが、「必ず月に一度はお伊勢参りをする!」これは出来る・・と思いました。

そこからのカウントとして、今月で88回目となります。

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外宮前の火除橋です。

伊勢神宮の参拝方法には諸説ありますが、一般参拝として、外宮参拝⇒内宮参拝とされています。
特別参拝は、通常参拝する場所の更に中へ神官と一緒に入り参拝することです。
どうして、外宮からの参拝なのかと言いますと、「天照大御神」が外宮先祭と仰ったそうです。
それ以降、遷宮の御神体のお引越し以外の祭事はすべて
外宮から行われることもあってこの参拝方法が正式参拝となったようです。
内宮と外宮に上下関係はありません。
内宮には「天照大御神」が祭られており、
外宮には「豊受大御神」が祭られているということだけです。
外宮は、「衣食住」を司る神様で、「天照大御神」の衣食住も司っていると言う事のようです。
皆さん、「衣食住」を大切にするのであれば、外宮参拝は必須ですよ!
内宮参拝だけでは「観光参拝」ですので是非とも、外宮参拝から内宮参拝をお勧めします。

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外宮正宮前です。
参拝方法は皆さんお分かりになっている方が多いですが、意外と知られていないのが
お賽銭の仕方です。
皆さん、「ポ~ン」って感じで賽銭箱に投げていませんか??

神様に対してそんな失礼なことをしてはいけません。

正しくは、賽銭箱は内側に白い布で手前から奥にかけて傾斜を取るように張られています。
賽銭箱前に立って、賽銭を入れるときは手前から滑らすように静かに入れてください。

参拝をしていると、遠方からいらっしゃっている参拝者も数多く、
この参拝において「30年分」くらいのお願いをしている方をたびたびお見受けしますが、
神様は、そんなに沢山の「お願い」は聞いてはくれません。
まずは参拝が出来たことの「感謝」をお伝えすることが大切だと思います。
そうすれば、きっと次に望むことをお察しになられると思います。

外宮には他にも三宮がありますが、すべてを参拝すると1時間以上を要します。
そのために、このような場所が設けられています。

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正宮前の少し手前に参拝場所が設けられています。ここから、参拝すれば
略式として問題ありません。

外宮の参拝を終え内宮へ

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宇治橋です。

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宇治橋から眺める内宮の四季を見るにはここが最高の場所です。
宇治橋を渡ってすぐに左へ行けばすぐにポイントなります。

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正宮です。この場所以降は最も神聖とされる場所ですので正宮の撮影は禁止されています。
鳥居の近くまで上がって正宮を撮影している人が居ますが
それは失礼極まりない行為とされています。
それだけ、神々しい神聖な場所なのです。

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正宮から出てすぐの「御神木」
私的には最高のパワースポットですので、その中でもこの御神木は最高レベルだと思います。
樹齢800年越えなど、中々手に触れることなどありません。
両手で触れていると、「じわ~」っと手の平に感じる「熱さ」を自分のパワーの源としています。

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参拝を終えて宇治橋を渡るとき、最後の右側にある「擬宝珠」(ぎぼうしゅ)は
他の物と明らかに違いがあります。光っていませんか??

これは、宇治橋をかけるにあたってすべての厄祓いとして、この「擬宝珠」の中に
「鎮め物」が施されています。「厄を祓う」という意味で、ご存知の方は必ずこの「擬宝珠」に
触れて参拝の感謝をかみ締めます。


伊勢神宮の「ちょっとだけ」案内でした~~^^

御祓い町編へと続きま~す^^

by phoenix_shin | 2012-06-18 22:10 | 伊勢神宮 | Comments(0)